我が名はなんとか菜である!

主に技術系の記事を書きますが、ポエムも混入します。

最近趣味でコードを書けていない

常々、自分という生き物は業務時間外であっても息を吐くように寝食を忘れてコードを書くものだと思っていたのだが、ここ2,3か月ほど趣味の時間でコードを全く書けていないことに気が付いた。

別に、最近コード書いてないなーという時期があったことは過去何度もあって、そういうときはどちらかというと「作りたいものが特にないので作業ディレクトリを作っては空のまま放置する」のようなことを手癖でやっているような状態だった。

最近はそもそもPCを立ち上げる余裕すらなくなっている。
PCを立ち上げてもテキストエディタを立ち上げていないことが多い。

草枯れるわ

これはまずいような気がする。

いくつか要因は思い当たる。

まずはダイエットの影響。
最近、仕事が終わったあとに早々に夕食を取り、そのあと外に出て30分ほど運動をするようにしている。
あと、食事制限のようなものもしていて、朝はフルグラ+ヨーグルト、昼はプロテインバー2本、夜は多少糖質を意識しつつそれなりに普通に食べる、のようなメニューを続けている。
(ちなみに、このおかげで今年の6月から4か月ほどで体重を10kg以上落とすことが出来たので、そっちのほうは一応成果が出ている、これは自慢です)

あと、ここ3か月は仕事の要求がなかなかハードで、1日デスクに座って作業しているだけで相当な量のMPを持っていかれてしまう。
特に先月まで関わっていたものは既存システムと連携させるために使える言語が制限されている環境で、かつ先方都合のシステム設計に合わせてそこへ繋ぎこむような設計を行う必要があり、難易度が高いというよりは気にすることが多くて非常にストレスのたまる仕事だった。
さらに今関わっているものは先方の要求がめちゃくちゃで、そもそも僕にこのアプリケーションがどのようなねらいで作られているのかすら共有されていない(言ったらしてもらえたけど)ような、かなり動きづらいプロジェクトなので、先月よりもストレスのたまり具合が酷い。

このままこの話を続けるとただの仕事の愚痴になりそうなので無理やり切り替えるが、
とにかく、以前まではそういうストレスフルな状況でも自分の書きたいコードを書いてストレスを発散出来ていたはずなのだが、それが今現在出来なくなっている。

ポジティブにとらえるなら、仕事後の空いた時間にコードを書けるMPがゼロになっているのはダイエットに体力を持っていかれているせいなので、これをあと1年も続ければスタミナが付いてきてだんだん元に戻るだろうという見方も出来るかもしれない。
おそらくそれは半分ぐらい当たっているだろう。
しかし、プログラミングの世界というのはよく知られている通り日進月歩の世界で、仕事のようなスパンでやっていたら確実に置いていかれてしまう。
1年後、例え体力に余裕が出てきて趣味でまたコードを書けるようになったとしても、果たして以前のようなペースで追いついていけるだろうか、そこが不安である。

最近、気持ちに変化が出てきたのか一人暮らしに慣れてきたのか、家にいるより外に出て散歩をした方が気が紛れるし、特に今は散歩にちょうどいい季節ということもあって適当に外をぶらぶらすることが増えた。
流石にデブすぎるので健康になろうと始めたダイエットだったが、コードを書くことにリソースを割けなくなったことによってソフトウェアエンジニアとしてはむしろ不健全な状態になってしまっているのは、ソフトウェアエンジニアというのは人間には向いていない職業であるということの証左なのだろう。

このまま人間を目指すのもよいのかもしれないが、いまさらヒトモドキが人間の真似をしたところで手遅れだろうと思うので、やはりおとなしくキモいおっさん枠を目指すべきなのかもしれない。

はぁー、休みが欲しい