何度試しても 20H1(May 2020 Update)への更新に失敗する
7月ぐらいにMacBookAirを売り払ってSurfaceProXを買ったんですが、そいつに 20H1 が当たらないまま3ヶ月がすぎていい加減キレてます。
なぜ 20H1 が当たらないと困るかというと、WSL2が使えないからです。
一応1909でもWSL2が使えるようになるというアップデートは来てはいますが、残念ながらこれはx64専用。
なにが原因なのかすら分からず、とりあえず巷に書いてあった方法を片っ端から試しましたがどれもダメだったので列挙していこうと思います。
Windows 10 更新アシスタントを利用する
いわゆる「手動で」アップデートを当てるやり方です。
これはMSの公式ページからダウンロードできます。
これをSurface Pro X上で実行すると、普通にWindows 10 更新アシスタントが立ち上がって作業が進むので、一見アップデートが通るように見えます……が、インストール中に再起動が掛かったタイミングで 「コンピューターに対する変更を元に戻しています…」 と出て更新に失敗します。
※以降このメッセージを「死刑宣告」と呼びます。
↑の方法の途中で裏技を使う
意味不明すぎる方法。
更新アシスタントの%表示を見て、ダウンロード完了後のインストール開始後すぐに機内モードをON(Wi-FiをOFFにする)すると正常に進むというもの。
半信半疑で試してみたけど試すタイミングがちょっと遅かったらしく、既にこの方法での更新はパッチで塞がれており、普通に死刑を宣告されてしまった。
なんと惜しいことをしたのか……。
まあ明らかに裏技っぽいのでこれで壊れても嫌だから失敗してよかったのかもしれないけど……。
WindowsUpdateを使う
一番順当っぽそうに見えて、実はこれ8月の半ばぐらいまで使えなかったんですよね。
自社製のパソコンなのに自社製OSのドライバ問題が発生するって辺りがマイクロソフトの体質が透けて見えてきちゃいますね。
その点に関してはここでは232-1歩ぐらい譲っておくとして、その後公式的には一応解決したらしい。
まあ、この場合も更新に失敗するんですけどね
敢えなく死刑宣告が出てコケます。そろそろキレていいか?
ていうかWindowsUpdateに出てくるってことは対応済みってことなんじゃねえの?なんで失敗するんだ???
このへんで割とやる気が失せてきたんですが、諦めずに色々と模索します。
エラーコードを頼りにファイルの手動削除を試す
実はWindowsUpdateの設定画面のここからエラーコードの情報も見ることが出来ます
それによると、このエラーはWindowsUpdateのデータベースに不整合が発生しているときのエラーだそうです。
※内容自体はWin7のもの
トラブルシューティングツールは当然のように役に立たなかったので、こちらの情報を元に手動でデータベースファイルを削除してみます。
Windows Update でエラーコード 80070003 が発生した場合の対処法operationslab.wordpress.com
ざっくりいうと
- Windows Update サービスを停止
%systemroot%\SoftwareDistribution
のDownload
とDataStore
内にある全てのファイルを削除- Windows Update サービスを再起動
- システムを再起動
- WindowsUpdate を実行
という感じ。
結論から言うと死でした。はあ~クソがよ
サポートに頼る
今話題のチャットでやり取りするやつを試してみたけど、既にネット上で公開されている方法以上の情報は得られなかった。
で、流石に気になったので「マイクロソフトの側では現在この問題は解決済みなんでしょうか、それとも調査中なのでしょうか」と聞いたところ、調査中ですとの返答をもらった。そっか~……。
で、どうすんの
知らんわ。
ていうかこんな重要な問題もっと騒がれていいと思うんだけどネット上見ても誰も騒いでなくて、もしかして俺のSurfaceProX上でしか起こってないのか???
特に変なことはしてないつもりなんだけども……。
というわけで、他に同様の症状が出るって人いたら教えて下さい、一緒にマイクロソフトをせっついていきましょう。
バッテリーの持ちは最強クラスだし、ARM版が出てるアプリはこの消費電力帯ではありえないぐらいパフォーマンスが良いのでWindows10 ARM自体はマジですごくいいと思ってるので、OS面で残念な思いさせないでくれという願いを込めました。
終わり。